私は慶應義塾大学の野球部で四番を務める一方で、就職活動では外資系投資銀行を中心に複数社から内定をいただきました。グラウンドでも就職活動でも、最終的に結果を左右するのは「圧倒的な準備量」と「自分と向き合う覚悟」であると強く感じています。ここでは、後輩の皆さんが少しでも前に進めるよう、私自身の経験を率直にまとめました。
私は体育会所属かつ帰国子女という強みがある一方、実務経験やハードスキルにおいて、東大生や外資ファンドで長期インターンを行っている学生と比較すると懸念される余地があると冷静に認識していました。そのため、まず「自分に足りていないもの」を細かく分解し、逆算して強化する方針を取りました。
大学2年生の1月からIBDの業界研究やコーポレートファイナンスの学習を開始し、社員の方や内定者との壁打ちを何度も繰り返しました。また、選抜コミュニティを活用することで縦横の繋がりを広げ、情報量と質の双方を高めました。加えて、ロジカルシンキングの基礎体力を底上げするため、毎日コンサル型ケース問題に取り組み、MECEで構造化して話す習慣を体得するまで徹底しました。結果として、グループディスカッションや面接において論理的に説明できる力が身につき、自信をもって選考に臨むことができました。
正直に言えば、野球部の厳しい練習を毎日こなしながら、これらの準備をするのは本当に大変でした。しかし、その努力が自分を支える武器になったと今は確信しています。